ThinkPad Yoga 260のメモリを4GBから16GBに交換。
最大メモリは16GB。メモリを挿すスロットは1つしかないので交換する場合はご注意を
今回はトランセンドの16GB DDR4メモリをamazonで購入して交換。
ThinkPad Yoga 260で問題なく認識しました。
交換前に内部バッテリーの無効化
メモリを交換する前にシステムボードへの電流を遮断するために内部バッテリーを無効化します。
Yoga 260の電源をつけて、電源端子からACアダプタを抜き、再起動する
画面が黒くなったら「F1」ボタンを連打するとBIOS画面が表示されます。

矢印キーを押して「Config」タブに移動、Powerに移動してエンターボタン

Disable Built-in Battery 「Enter」にカーソルを合わせてエンターボタンを押す

確認画面がポップアップで出るので「Yes」を押すと電源が切れて内部バッテリーが無効化されます。

内部バッテリー無効化後は電源ボタンを押しても電源は入りません。
ACアダプタを電源端子につなげば無効化は解除されます。
Yoga 260をひっくり返して、裏蓋の開封
ThinkPad Tablet Pen 2 デジタイザーペンやキャップを外してから
裏面、8本のネジを緩める。ネジにはストッパーがあって、完全には外れない

裏蓋開封に格闘すると、天板のカーボンがこすれて、傷がつく可能性もあるので、タオルなどを下に引くといいでしょう。
ネジを外したらパームレスト側(モニタのヒンジ部分の反対側)から爪で引っかけながら引き上げる。

裏蓋のツメが外れにくいときはコジアケ器具を使うと便利です。

最近のThinkPadは裏蓋が開けにくいので必須道具となってきました。
手前部分のツメを外したら、ゆっくり引き上げると裏蓋が外れます

パームレストを下にして右側にメモリが配置されている

4GBから16GBへ メモリの交換
メモリを固定している両脇の金具を外側に開くとメモリが起き上がる

斜め上に引き抜くとメモリが外れます。

向きに注意!新たに準備した16GBメモリの切り欠き位置と基板を合わせて・・・

斜めに、しっかりはめ込んでから・・・

カチャッと音がして固定されるまで指で押し込みます

今回はDDR4規格の16GBメモリを取り付けて最大にしました。
過去のDDR3やDDR3L規格のメモリは使えませんのでご注意ください。
組み立てとメモリの認識を確認
裏蓋をモニタのヒンジ部のツメをはめてから、パームレスト側をはめ込み、8本のネジを締めれば交換完了。

ネジを軽く締めてからパームレスト側のツメをはめようとしたら、かなり苦労したので、先に裏蓋のツメをすべてはめてからネジを締めた方が良さそうです。って、普通ですね。
最後に、ACアダプタを接続して内部バッテリーの無効化を解除してから電源を入れます。
交換したメモリが認識してるか確認するために再起動後F1キーを押して、BIOS画面を立ち上げる。

16GBメモリがちゃんと認識されている。
お疲れ様でした!
裏蓋が若干、開きにくいかなと思いますが、過去のThinkPad X240やX250に比べれば分解しやすい。
パームレスト側、前面のツメさえ外れれば簡単に裏蓋が開きました。
メモリ交換所要時間は写真を撮りながらだったので約20分かかりました。
慣れた方なら、10分程度で交換が出来そうです。
今回ThinkPad Yoga 260で認識した16GBメモリ
Transcend ノートPC用 PC4-17000(DDR4-2133) 16GB 1.2V (低電圧) – 1.5V 両対応 260pin SO-DIMM (無期限保証) TS2GSH64V1B